こんにちは!今回は、人生初のビジネスクラス体験をレポートします!
搭乗したのは、ANA国際線の深夜便 NH871便(羽田→ジャカルタ)。
ANAマイルを使って発券した特典航空券で、機材は B787-8(788)、座席タイプは「ANA BUSINESS CRADLE」でした。
これまで国際線といえばエコノミークラス一択だった私にとって、
「ビジネスクラスの広さってどれくらい快適なんだろう?」
「食事やアメニティって、ほんとにそんなに違うの?」とワクワク半分、不安半分でのフライトでしたが……
結果は大感動! 座席はほぼフルフラット、アメニティも充実、運良く隣席も空席という最高のシチュエーションで、空の旅を満喫できました。
この記事では、初めてのビジネスクラス体験を写真付きで詳しくご紹介するとともに、座席・食事・Wi-Fi・トイレなどの情報も整理してお届けします。

これからANAビジネスクラスを検討している方、マイルを使った旅を考えている方の参考になれば嬉しいです!
▼ このフライトは、ANAマイル&Marriott Bonvoyポイントで行くシンガポール旅行の一部でもあります。旅行記の全体像は、以下の記事からどうぞ👇


シートと機内設備紹介|ANA BUSINESS CRADLEの快適さに驚き!
ANA BUSINESS CRADLEとは?
今回のNH871便(B787-8)で採用されていたビジネスクラスのシートは、ANA BUSINESS CRADLE(ビジネスクレードル)。ANAの中距離国際線向けのシート仕様で、名前の通り“クレードル=ゆりかご”のような優しい傾斜が特徴です。
ANA公式サイトによれば、このシートは「長時間でも快適に過ごせるよう設計されており、シートを倒しても座面が前方にスライドする構造」になっています。
これにより、フルリクライニング時も背中が沈み込む感覚が少なく、無理のない姿勢で眠れる設計になっているそうです。








出典:ANA公式サイト



実際に利用してみて、「完全な個室タイプではないけれど、しっかり身体を預けられて眠れる」という感覚が強くありました。
深夜便との相性も良く、ゆったりと横になって休めたのは大きなメリットです。
初ビジネスクラスの衝撃…!とにかく「広い」
搭乗してまず感じたのは、足元の広さとシートの包まれ感。
普段エコノミークラスに慣れていると、この違いは本当に衝撃的です。
今回は運よく隣席が空席だったこともあり、CAさんに許可をいただいた上で横幅もゆったり使わせてもらいました。
深夜便ということもあり、すぐにリクライニングをフルに倒して就寝体勢へ。しっかりと身体を伸ばして休むことができ、「移動しながら休息できる」という体験に感動…!




機内エンタメ&便利機能も充実
各座席にはパーソナルモニターが設置されていて、映画・音楽・フライトマップなどが楽しめます。
さらに座席横にはUSBポート、電源コンセント、リモコンも完備。スマホやノートPCの充電もばっちりです。




さらに嬉しいポイント:アメニティの基本セット
シートには事前に用意されたアメニティセットがありました。
ANAのビジネスクラスでは、ANA公式サイトにも記載のあるとおり、以下のようなアイテムが標準装備されています👇



パジャマの貸し出しもあると知ったのですが、ちょっと恥ずかしくて今回は借りませんでした。次回は勇気を出してお願いしてみたいです!
アメニティ内容(今回確認できたもの)















ANA BUSINESS CRADLEは、個室型ではないものの、深夜便でしっかりと休息をとるには申し分ないシートでした。
はじめてのビジネスクラスに選んで本当に良かったです!
搭乗後すぐのリラックスタイム|ANAオリジナルスナック&ドリンク
深夜便ということもあり、離陸後しばらくしてCAさんから「お飲み物と軽いアミューズはいかがですか?」とお声がけがありました。せっかくなので、温かいスープとともに、アミューズも頂くことにしました。
搭乗直後にいただいた軽食セット








このコンソメスープ、ANAに乗ると毎回楽しみにしているお気に入り。コクがありながらも優しい味わいで、深夜の機内でもすっと体に染み渡ります。温かいスープがあると、これからのフライトへの安心感がぐっと増しますね。
スナックは香り豊かなシナモンジンジャースティックと、海老のマリネ。ジンジャーの刺激は控えめで、程よい甘さが心地よく、海老のマリネもぷりぷりとした食感が印象的でした。
その他の「お好きな時に」メニュー



今回はぐっすり休むことを優先したため、こちら以外はいただきませんでしたが、軽食のメニューはとても豊富でした。次回はぜひ試してみたいです。
朝食レビュー|ANAビジネスクラスで味わう和食&日本酒の贅沢時間
ぐっすりと眠って目が覚める頃、ちょうど朝食の時間になりました。
深夜便のNH871便では、朝にしっかりした機内食が提供されるスタイルのようです。



私は迷わず和朝食を選択。ANAといえば、やはり和食の安心感と丁寧さが魅力です。そして、朝から冷えた日本酒も一緒にいただけるという贅沢。旅の途中とは思えない、ゆったりとした時間が流れていました。
実際に提供された和朝食の内容















和食の朝食は、見た目にも美しく品数豊富で、まるで旅館の朝ごはんのようでした。特にメヌケの煮付けがやさしい味わいで、寝起きの身体に染み渡りました。
やわらかいご飯とお味噌汁で、ほっと一息つける朝を迎えられました。
朝から日本酒という贅沢
朝食には「純米大吟醸 八海山 雪室熟成八年」を一緒にいただきました。
雪国・新潟の「雪室」で8年間じっくり熟成された一本で、なめらかで優しい口当たりが特徴。
繊細な和朝食とよく合い、朝から贅沢な気分にさせてくれる日本酒でした。




選ばなかったもう一つの選択肢:洋食メニュー



和食は繊細な味付けで胃にやさしく、温かい味噌汁が特にありがたかったです。
洋食のクレープも気になる一品だったので、次の機会には試してみたいところです!
Wi-Fi接続とネット環境|ANA国際線のインターネット体験
今回のフライトでは、ANA国際線の機内Wi-Fiを利用してみました。ビジネスクラス利用者には専用のバウチャーコードが提供され、フライト中にインターネットが無料で利用可能です。
ANAのWi-Fiサービスは、機内エンターテインメントの一環として、ブラウジングやメールのチェック、SNSの利用など、一般的な用途には問題ない速度で利用できました。特に嬉しかったのは、接続画面や設定が日本語対応で、初めての利用でもスムーズに操作できたことです。
実際の接続画面では「ビジネスクラス – 無料(バウチャーコードアクセス)」を選択し、バウチャーコードとメールアドレスを入力することで接続完了。約1分程度でネット接続が可能でした。








なお、機材や路線により対応状況が異なる場合があるため、詳細はANA公式サイトでご確認いただくことをおすすめします。
トイレ・清潔感|深夜便でも安心の快適空間
ビジネスクラスに乗ってみて感動したポイントのひとつが、トイレの清潔さと備品の充実度でした。
特に今回のような深夜便では、睡眠前や起床後に洗面を使いたくなるシーンが多く、トイレ環境の快適さは意外と重要です。
ANAの国際線ビジネスクラスでは、ウォシュレット付きの洋式トイレが採用されており、便座も温かく、座るのに抵抗感がまったくありませんでした。
洗面台周りには、以下のようなアメニティも用意されていて、自由に使うことができました。
備品リスト(搭乗時に確認できたもの)











狭く感じがちな機内のトイレですが、ANAのビジネスクラスでは明るくて清潔感のある空間がしっかり保たれていて、使うたびに気持ちよさを感じました。
アメニティも必要十分で、歯磨きやうがいなどでしっかりリフレッシュできたのがありがたかったです。
まとめ
今回、人生で初めてANAのビジネスクラス(NH871便)に搭乗し、エコノミーとはまったく違う世界を体感しました。
広々としたクレードルシートに、寝心地の良いブランケットと枕。アメニティも充実していて、深夜便ながらしっかりと身体を休めることができました。
朝食の和食も完成度が高く、丁寧に盛り付けられた料理はどれもやさしい味わい。八海山の日本酒とともにいただくことで、朝からちょっと贅沢な気分に浸ることができました。
さらに、Wi-Fiの接続もスムーズで、着陸前に現地情報をチェックできるのも地味に便利なポイントでした。
そして何より、久しぶりの海外旅行で、日本人CAさんが常に気遣ってくれる環境は、とても安心感がありました。
「次回もANAのビジネスクラスを選びたい」と、素直に思えるフライトでした。
今回のANA便(NH871)は、ANAマイルとMarriott Bonvoyポイントを活用したシンガポール旅行のスタート地点でもありました。
この搭乗体験も含めた旅の1日目については、以下の記事で詳しく紹介しています👇


今回のANA便を皮切りに、今後も以下のようなビジネスクラス搭乗記シリーズを順次公開予定です:
✈️ シンガポール航空(SQ)ビジネスクラス
✈️ エバー航空(BR)ビジネスクラス
興味のある方はぜひ次回以降もご覧ください!



本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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