
国税(予定納税)をマイナポータル・e-Taxを活用してスマホアプリで納付できるって本当?
具体的な方法や手順を教えて!!



「マイナポータル×e-Tax」を活用し、さらに「スマホアプリ納付」で国税(予定納税)を納めることできます!
マイナポータル・e-Taxを活用する具体的な方法や手順を説明しますね!
「予定納税の支払い」と聞くと、少し身構えてしまいませんか?
初めての方や副業などで収入が増えた方にとっては、負担を感じるかもしれません。しかし、スマートフォンアプリを使うことで、予定納税の支払いも簡単にできることをご存知でしょうか?特に、スマホアプリを利用することで、支払いの手間を大幅に軽減し、さらにはポイ活を活用して日常生活の中でお得にすることが可能です。
「スマホアプリ納付」は、2022年12月に導入された新しい納税方法で、国税の支払いをスマートフォンから簡単に行うことができます。さらに、2025年から「マイナポータル」と「e‑Tax」を連携させることで、スマホアプリ納付へのアクセス方法がe‑Tax経由に集約化・一本化され(後述)、納税手続きがよりシンプルかつスムーズになりました。これにより、予定納税を含む各種納税が、より分かりやすくオンラインで完結できるようになっています。
本記事では、スマホアプリ納付の基本的な利点や注意点と、予定納税に対して「マイナポータル×e-Tax」の活用方法・手順を詳しく解説していきます。
基本的に以前ご紹介したスマホアプリ納付の記事とほとんど同じ手順で進められますが、予定納税特有の点がありますので、それらにも注意しながら進めていきましょう。
それでは見ていきましょう!!
スマホアプリ納付とは?



まず、「スマホアプリ納付とは何か」を簡単におさらいしましょう。
スマホアプリ納付の概要
「スマホアプリ納付」は、従来の税金支払い方法を一新する画期的なサービスです。スマートフォン一つで税金の支払いが完了するため、時間と手間を大幅に節約することができます。特に、忙しいビジネスパーソンや、毎年確定申告で納税する個人事業主にとって、銀行や税務署に足を運ぶ必要がなく、どこからでも簡単に納税できるのは大きな魅力です。
また、スマホアプリ納付は、キャッシュレス社会の進展とともに導入され、国民の生活をより便利にするために設計されました。手数料がかからないことや、24時間いつでも支払いが可能であることも、スマホアプリ納付の大きな利点です。
さらに、納税額が30万円以下であれば、Pay払いを利用して納税することが可能です。これにより、少額納税者や個人事業主にとっては、非常に便利で使いやすい納税手段となっています。
スマホアプリ納付の利点
スマホアプリ納付の最大の利点は、その利便性です。現金を準備する必要がなく、わざわざ税務署や金融機関に出向くことなく、スマホ一つで支払いが完了します。特に以下のような点で、スマホアプリ納付は他の納税方法に比べて優れています。
・キャッシュレスの便利さ:現金を用意したり、ATMに足を運んだりする必要がありません。銀行口座からの引き落としやクレジットカード決済などと異なり、スマホアプリで完結する手軽さが魅力です。
・いつでもどこでも納税可能:24時間365日、場所を選ばずに納税ができるため、忙しい方でも自分のタイミングで支払いを済ませることができます。
・手数料が無料:スマホアプリ納付には決済手数料がかからず、余計なコストを気にすることなく利用できます。
・事前手続きが不要:スマホアプリ納付を利用するために特別な申請や届出が必要なく、アプリをインストールして設定するだけで利用できます。
・e-Taxとの連携:e-Taxで確定申告を行った後、メッセージボックスから納付専用サイトにアクセスすることで、住所や氏名などの情報入力を省略して納付が可能です。これにより、確定申告から納税までが一貫してスムーズに行えるようになります。
ポイ活とスマホアプリ納付の関係
税金の支払いでは直接ポイントが付与されるわけではありませんが、スマホアプリを活用することで、ポイ活のルートを通じて間接的にお得になることができます。これは、税金を支払う際に、各アプリへの資金移行の過程でポイントを獲得するという形で実現します。
例えば、楽天ペイやAmazon Payを利用する場合、事前に楽天ギフトやAmazonギフトカードを購入することで、ポイントを貯めることが可能です。また、メルペイを利用して納税する場合、メルカリで得た売上金をそのまま納税に充てることで、余った残高を無駄にすることなくポイ活に活用できます。
このように、スマホアプリ納付を通じて、税金支払いをただの義務ではなく、ポイ活の一環としてお得に変えることができるのです。
詳しくは下記ブログ記事で解説しています。ご一読ください。





スマホアプリ納付について以下のような注意事項があります。
スマホアプリ納付の注意事項
2024年11月頃に国税庁の「スマホアプリ納付の手続」のページに下記のような注意事項が掲載されました。
納付税額が30万円以上の場合はスマホアプリ納付で複数回に分けて納付せずに、他の手段(ダイレクト納付や振替納付など)で納付することを推奨しているようです。
現時点(2024年11月)で罰則等はありませんが、あくまで各個人の自己責任でスマホアプリ納付の利用についてご判断ください。





さらに2025年から国税スマートフォン決済専用サイトへのアクセス方法が変更になりました!
国税スマートフォン決済専用サイトへのアクセス方法の集約化(2025年3月追記)
2025年2月1日から「マイナポータル」と「e‑Tax」を連携させることで、国税スマートフォン決済専用サイト(スマホアプリ納付)へのアクセス方法がe‑Tax経由に集約化・一本化され、納税手続きがよりシンプルかつスムーズになりました。


出典:国税庁HP



次にマイナポータル×e-Taxを利用した支払い手順を見てみましょう!
マイナポータル×e-Taxを利用した支払い手順(2025年6月追記)
❶マイナポータルサイトから「お知らせ」を確認する


マイナポータルサイトから「お知らせ」を確認します。
❷お知らせから「予定納税等通知に関するお知らせ」を確認する


お知らせから「予定納税等通知に関するお知らせ」を確認します。
❸「e-Taxメッセージボックス」へ移動する


「e-Taxメッセージボックスへ」をクリックします。
❹申告等内容を確認し、支払い方法を選択する


申告等内容を確認します。また、支払い方法を下記から選択します。今回は「スマホアプリ納付」を選択しました。
・ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
・インターネットバンキング等
・クレジットカード納付
・スマホアプリ納付
・コンビニ納付(QRコード)
・コンビニ納付(バーコード)
・金融機関又は所轄の税務署窓口で納付
❺マイナンバーカードの利用者証明書用電子証明書パスワードを入力する


今回、ICカードリーダーを用いて、マイナンバーカードの利用者証明書用電子証明書パスワードを入力するだけで先に進みました。
自宅での確定申告をよりスムーズに:非接触ICカードリーダー「PaSoRi RC-S300」の活用
e-Taxを利用して自宅で確定申告を行う際、マイナンバーカードの読み取りが必要です。その際に便利なのが、ソニーの非接触ICカードリーダー「PaSoRi RC-S300」です。このデバイスは、マイナンバーカードに対応しており、WindowsおよびmacOSのパソコンで使用できます。私自身、前モデルのRC-S380を使用していますが、特に問題なくスムーズに申告を行えています。
RC-S300は、USB接続で簡単にセットアップでき、LEDインジケーターで動作状態を確認できます。また、付属のホルダーを使用することで、マイナンバーカードを安定して読み取ることが可能です。これにより、カードの読み取りエラーを防ぎ、確定申告の手続きをスムーズに進めることができます。



以下に、RC-S300の詳細と購入リンクを掲載しますので、興味のある方はぜひご覧ください。
これ以外でも非接触ICカードリーダーは便利なので、おすすめです!
❻スマホアプリ納付用QRコードを読み込む


スマートフォンのカメラアプリからスマホアプリ納付用QRコードを読み込むと「国税スマートフォン決済専用サイト」に飛びます。



以降は下記ブログ記事の「Amazon Payでの予定納税支払い手順」の❷❸❼❽❾❿⓫の工程を進めば、納税完了です!


まとめ
本記事では、国税(特に予定納税)のスマホアプリ納付に対するマイナポータル・e-Taxの活用方法・手順について解説しました。
「スマホアプリ納付」は、2022年末に始まった比較的新しい仕組みですが、2025年からは「マイナポータル×e‑Tax」を経由することで、よりスムーズに使えるようになりました。特に予定納税のような少し面倒に感じがちな手続きも、スマホ一つで完結する時代になり、負担感はかなり軽減されてきています。
様々なアプリを利用することで、税金支払いの際にポイ活を効果的に活用することができます。スマホアプリ納付を活用するにより、税金支払いをただの義務としてではなく、ポイ活の一環としてお得に変えることが可能です。
これからは、マイナポータル・e‑Tax・スマホアプリ納付を活用して、税金の支払いをもっと便利でお得にしてみてください。国税庁のスマホアプリ納付のページも参考にしながら、ぜひ試してみてください。



本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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