
今回のブログ記事は友人のトリッパーさん、出張の際にANA便でオーバーブッキングに遭遇したそうです。さらに、ANA→JAL便へ振替も経験されたので、体験記の作成を依頼し、執筆してもらいました!!
友人トリッパーさんのプロフィール:
出張多めの20代商社リーマンで、家族は妻と2人です。旅行が好きでここ数年でMBAやSFC修行などを行いその過程でよつさんと出会い、ブログに興味を持ちました。2人の間の時間を大切にしつつ今後は質も求めつつ旅行を楽しみたいと思います。



こんにちは!旅行大好きトリッパーと申します。
今回ご縁があり、ブログを書く機会をよつさんにいただきましたので、体験記を書いてみることにしました。どうぞよろしくお願いします。
はじめに(全体像)



先日、出張で四国へ行った帰りに起こった出来事をまず共有します。
予約していた8/22(金) 最終便 ANA570(高知→羽田) で席不足(オーバーブッキング)が発生。翌日朝一便への振替協力を募っていたため、翌23(土)10時に横浜で所用があるものの「朝イチで直接向かえば間に合う」と判断して応募。ホテルで1泊後、翌朝空港へ行くと客室乗務員の体調不良で出発1時間遅延のアナウンス。結果、JAL便に振替してもらい無事到着しました。以下、時系列で詳細を残します。
8/16(土)(搭乗1週間前)
お盆前には出張は決まっていたものの、予約を後回しにしており1週間前に予約。
最終便以外はすでに空席待ち、普通席も2〜3席、プレミアムクラスは1席のみ。
やむを得ず普通席を約54,000円で確保(夏休み金曜の東京行き+直前のため高額)。





高額費用に対して会社には申し訳ない気持ちになりましたが、取らないと帰れないので仕方なく…
ただ、「満席でオーバーブッキング→振替協力とかあったら面白いな」とふと思ったのですが…本当にそうなりました(笑)
8/22(金) オーバーブッキング当日
17:00ごろ
仕事を終え、レンタカーを営業所へ返却→送迎で空港へ。
17:20ごろ
保安検査外のカードラウンジへ向かう途中、場内アナウンスが流れる。。。
内容は下記の通り。
直ちに翌朝の動線を確認し、9:20発の京急に乗れれば横浜10時に間に合うと判断。
近くのGS(グランドスタッフ)に補償内容を再確認し、さらに高知駅周辺のホテル確保が可能なことを確認のうえ、振替協力に応募しました。
GSからは「本当に席が不足するかは搭乗直前まで不明なので、一旦保安検査へ」と案内されました。
18:05ごろ
保安検査通過し、優先搭乗が始まるもアナウンスなし。
「このまま乗っていい?」と迷っていたところ、本人の名前が場内呼び出し。
カウンターで翌日便(07:40発)への振替を正式に依頼され、正式決定。
保安検査外へ戻り、1階のANAカウンターでオーバーブッキングによる振替の詳細を下記のように再確認しました。







振替協力補償と宿泊費+交通費の実費補償の申請URLはメールですぐに送られてきました。その場で振替協力補償の20,000円分をANAマイルで申請しました!
18:45ごろ
一通り手続きが完了して、空港→高知駅のリムジンバスに乗車(所要約25分)。
乗車中に補償枠15,000円−往復バス1,800円=宿泊上限13,200円で高知駅周辺のホテルを物色しました。
ヤフートラベルで予算内でPayPayポイントが貯まるほどほどに綺麗なホテルを探し、「西鉄イン高知 はりまや橋」を発見&予約。







宿泊費12,500円でPayPayポイント約5,000円分のプランにしました!
ANAへ提出する領収書は12,500円、ポイントはそのまま貰えるのでお得です。
19:30ごろ
バス停留所はホテル至近で立地もOK。
前日にカツオの藁焼きなどの特産品を堪能しており、すぐにゆっくりしたいため夕食をコンビニで買ってチェックイン。







綺麗な客室で、翌朝5:30起きに備えて21時前に就寝しました。
8/23(土) オーバーブッキング翌朝
06:00ごろ
予定どおり5:30起床。
6:18発の空港行きバスに向かったところ、早めに出たおかげで6:03発に乗車しました。



実は一本前に乗れたのは後で効いてきます。
06:30ごろ
空港到着直前、ANAアプリに出発時刻変更通知あり。
07:40→08:40発(到着 09:00→10:00)と1時間遅延の連絡が。。。
このままでは横浜10時に間に合わない…。
念のためJALアプリを開くと、朝イチ JAL490(07:20発)に1席のみ空きを発見!
06:35ごろ
空港に到着後すぐANAカウンターへ。偶然にも前夜と同じGSさんが居て、
「どうしても10時までに横浜到着が必要。JALへ振替できないか」と事情説明&相談!
→ その場で確認してもらえることに。



どうなるかドキドキでした…
06:50ごろ
待つ間に、JALアプリで“座席のみ”一旦押さえる(最後の1席の保全)。
ANAのGSさんが戻り、「座席は確保されましたか?」→「今しました」のやり取りでGSさんは再度バックヤードへ。
数分後、GSさんにJALカウンターへエスコートいただき、5分ほどで紙の搭乗券を発券してもらえました!
ANAの迅速な調整、JALのスムーズな受け入れで、希望表明から15分以内に振替完了。



ANA便→JAL便への振替ができるのか不安でしたが、なんとか対応いただくことができました!
ポイントは「JALアプリで“座席のみ”一旦押さえる」でした!!(決済せず)それをもとにJALカウンターで紙の搭乗券を発券してもらえました。
07:00ごろ
昨日と同じ保安検査レーンを通過し、JAL490便(07:20発)に搭乗。
当初のANA便(07:40発)より20分早く出発し高知を出発。
08:40ごろ
羽田空港に到着。そのまま移動し、横浜には9:40ごろ到着。



無事に予定に間に合いました!
ANA・JALさんの連携には感謝です!
オーバーブッキングによる振替やマイル・ポイントの積算結果
オーバーブッキングによる振替の詳細と結果





2日後には補償マイルが加算されていたので、対応が非常に早かったです!









実費分の申請自体は8/24に完了、約2週間後の9/6に付与完了でした!
実費分付与だと思っていたらまさかの上限15,000マイル付与⇒補償マイル合わせて3.5万マイル!!
思わぬ誤算でありがたいです!!!
マイル・ポイント積算



当初の想定ではANAで購入→JALに振替でも、ANAマイル/PP(プレミアムポイント)が付くのでは?と考えていました。
実際にはANA側は加算なし。代わりにJAL側でマイル/FLY ONポイント/LSP(Life Statusポイント)が加算されていました!




後日、ANAプラチナサポートデスクに確認したところ、「振替が別社になった場合、搭乗した航空会社のマイル等が付与」との回答がありました。



私もゆるーくJALでLSPを貯めていたので、結果オーライ&ラッキーでした!
また、SFC修行などPP(プレミアムポイント)/FLY ON狙いの方は、イレギュラー時の積算先にご注意を!!



《補足説明:📝 LSPとは?》
「JAL Life Status プログラム」内で、日常のJAL系サービスや搭乗で生涯積算ポイントLife Statusポイント(LSP)が貯まります。
詳細は当ブログ記事で解説しています👇
【解説】累計ポイントでステータスを目指す!JAL Life Status プログラムの全貌


【解説】JALグローバルクラブ(JGC)ステータス達成を目指す!Life Statusポイント(LSP)の完全ガイド


役に立ったポイント(実体験ベース)



今回の体験をもとにまとめてみました!
まとめ
今回、ANAの最終便で席不足(オーバーブッキング)に直面し、翌朝便への振替を受け入れたところ、その便が遅延してJAL便への振替に至るという、なかなか重なりにくいイレギュラーを体験しました。
正直ひやっとしましたが、ANA・JALの連携が素早く、結果的に予定に間に合い、補償やポイント面でも想定以上のバックアップを受けられました。焦る場面こそ、到着までの動線を冷静に組み直し、手続きと証憑を一つずつ確実に押さえることが大切だと実感しました。
この記録が、いつか同じ状況に置かれた方の判断材料になれば幸いです。



本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!



貴重な体験記、ありがとうございました!
トリッパーさんには他にもブログ記事を書いていただいています👇
宜しければ、一読してみてください!!
また同様に珍しい体験・経験をブログ記事化しても良いよ、という方はメールもしくはX(旧Twitter)のDMでご連絡ください!!!
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