最近、JALの新しい会員制度が話題だけど、何が変わったの?
よく分からなくて…教えてほしい!
それが「JAL Life Status プログラム」という新しい仕組みです。簡単に言うと、累計ポイントでランクが決まるようになったんだよ。ということで、今回は「Life Statusポイント」について解説しますね!!
JALが2024年に導入した「JAL Life Status プログラム」はこれまでのJGC(JALグローバルクラブ)とは一線を画し、利用者のライフスタイルに寄り添った新たな仕組みとして注目されています。年間実績を求められる「修行僧スタイル」から、長期的な関係を重視する制度へと進化しました。
「JAL Life Status プログラム」の詳しい仕組みや、各ステータスで得られる特典については、下記ブログ記事で詳しく解説しています。
さて、私自身、日常の支払いから固定費の活用、健康管理アプリやオンラインショッピングまで、さまざまな手段を組み合わせてLife Statusポイント(LSP)を獲得しています。これにより、日常生活の中で大きな負担を感じることなく、コツコツとステータス達成に向けた基盤を築いています。
本記事では、Life Statusポイント(LSP)の概要・貯め方、LSPを効率よく貯めるための方法、そして実際に私が実践した活動を具体的にご紹介します。ステータス達成のヒントを探している方は、ぜひ参考にしてみてください!
JAL Life Status プログラムとLife Statusポイント
概要
「JAL Life Status プログラム」は、2024年4月に新たに導入されたJALの会員制度で、飛行機の搭乗やJALカードの利用、提携サービスの利用を通じて「Life Statusポイント(LSP)」を貯め、その累積ポイントに応じてステータスが決まる仕組みです。
このプログラムの大きな特徴は、ポイントが毎年リセットされずに累積されること。そのため、短期間での達成が難しい方でも、自分のペースでステータスを目指せます。また、JMB eliteやJGC Three Starなど、ステータスごとに多彩な特典が用意されており、旅がより快適で充実したものになります。
JGC Three StarとJALグローバルクラブ(JGC)について
「JGC Three Star」とは、Life Statusポイントを1,500ポイント以上貯めることで到達できるステータスで、このステータスを達成することでJALグローバルクラブ(JGC)への入会資格を得ることができます。
JGCは、入会後はカード年会費を支払い続ける限り、毎年の搭乗実績に関係なく会員資格を維持できる特別なプログラムです。JGC会員になることで、ラウンジの利用や優先搭乗、手荷物の優遇サービスなど、旅行がさらに便利で快適になります。
「JAL Life Status プログラム」の詳しい仕組みや、各ステータスで得られる特典については、下記ブログ記事で詳しく解説しています。まずは基本を押さえておくことで、ポイントを効率的に貯める計画が立てやすくなるでしょう!
Life Statusポイント(LSP)とは?
まず簡単に、Life Statusポイント(LSP)について解説しますね。
Life Statusポイント(LSP)の基本概要
Life Statusポイント(LSP)は、JAL Life Status プログラムにおいて、ステータス決定の基準となる累積型のポイントシステムです。このポイントは、単にフライト利用だけでなく、提携サービスや日常的なアクティビティを通じて獲得することが可能で、多様なライフスタイルに対応しています。
ポイントの累積には、次のような多彩な方法があります。例えば、飛行機搭乗やJALカードを利用した支払いに加え、JAL PayやJALふるさと納税などの日常的なサービスの利用が挙げられます。さらに、株主の議決権行使というユニークな手段もポイント獲得に含まれるのが特徴です。
このシステムの注目すべき点は、獲得ポイントが毎年リセットされない仕組みにあります。これにより、短期的な頻繁なフライトが難しい場合でも、数年をかけてゆっくりと目標のステータスに到達できる柔軟性を持っています。例えば、JMB elite(250ポイント)やJGC Three Star(1,500ポイント)といったステータスは、地道な取り組みの積み重ねで十分に手が届く目標と言えるでしょう。
さらに、LSPは単にステータスを追求するだけでなく、日常生活や旅行をより豊かにする要素としても機能します。LSP獲得のプロセス自体が、旅や生活を楽しむ動機づけとなる点も見逃せないポイントです。
出典:JAL公式サイト
効率的にLSPを貯めることの重要性やメリット
Life Statusポイント(LSP)を効率的に貯めることには、大きなメリットがあります。それは、早く目標のステータスに到達できるだけでなく、JALの多彩な特典をより早く享受できるという点です。
例えば、JMB elite(250ポイント以上)やJMB elite plus(500ポイント以上)のステータスを達成すれば、サクララウンジ利用クーポンや旅行時の優先サービスなどが提供されます。また、1,500ポイントを目指してJGC Three Starを達成すれば、JALグローバルクラブ(JGC)の入会資格を獲得できます。これらの特典は、旅行をより快適で充実したものにしてくれるでしょう。
効率的にポイントを貯めるには、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことが重要です。たとえば、出張や旅行が多い方はフライト利用を中心に、日常的にJALカードやJAL Payを利用して支払いを行うことで着実にポイントを積み上げることができます。
さらに、JALが提供する「JAL Wellness & Travel」や「JALでんき」、「JALふるさと納税」など、日常生活に根付いたサービスを活用することで、効率よくポイントを貯めることが可能です。これらを計画的に組み合わせることで、無理なく目標のステータスに近づくことができます。
効率的なポイント獲得計画を立てることで、10年、20年という長いスパンを見据えた「ゆるやかなJGC修行」を楽しむことができます。
LSP獲得の基本となる活動
Life Statusポイント(LSP)は、以下のようなカテゴリに分類される活動を通じて獲得することができます。これらを日常生活や旅行計画に組み込むことで、無理なくポイントを積み上げられます。
飛行機搭乗
JALグループの国内線・国際線の搭乗実績に応じてポイントを獲得します。運賃クラスや距離に基づき計算されるため、頻繁な搭乗がある方には大きなチャンスです。国内線は「搭乗回数」、国際線は「搭乗区間マイル」が指標となります。
出典:JAL公式サイト
最もオーソドックスなLSPの貯め方ですね!
JALカード・JAL Pay・JAL Mallの利用
「JALカード」や「JAL Pay」を活用した決済でポイントが貯まります。日常の支払いをこれらのサービスに切り替えるだけで、効率的にポイントを増やすことが可能です。
さらに、「JAL Mall」を経由してオンラインショッピングを行うと、購入金額に応じたポイントが付与されます。日々の買い物を賢く活用することで、より多くのポイントを効率的に貯められるでしょう。
出典:JAL公式サイト
提携サービスの利用
JALグループが提供する提携サービスは、健康管理、ふるさと納税、電気料金の支払い、旅行関連のサポートなど、日常生活や旅行で利用しやすい仕組みが整っています。
ただし、これらのサービスがすべての人にとって費用対効果が高いとは限りません。自分の生活スタイルやニーズに合ったサービスを選び、必要以上に無駄な出費をしないことが重要です。たとえば、健康管理アプリ「JAL Wellness & Travel」は、日常生活で自然に取り入れられるサービスであり、無理なくポイントを積み上げやすい選択肢となります。
出典:JAL公式サイト
提携サービスの活用は、各人の生活に合わせた工夫が求められます。すべてのサービスを一律に活用するのではなく、自分にとって最も効果的な方法を選び、無理のない形でLife Statusポイントを積み上げていくことが、長期的なステータス達成への鍵となるでしょう。
JAL株主によるポイント獲得
JAL株主である場合、議決権行使を行うことでポイントを獲得することができます。このユニークな特典は、100株から対象となり、議決権行使時にLife Statusポイントが付与されます。
詳しくは後述します。
おすすめのLSP獲得方法
JAL Life Statusポイント(LSP)を効率的に貯めるには、自分のライフスタイルや支出パターンに合った方法を選ぶことが重要です。以下は、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。
1. 国内線搭乗
最もオーソドックスな方法です。国内線搭乗では、1回の搭乗でLSPを確実に貯めることができます。例えば、1搭乗あたり1万円とすると、LSP1ポイントにつき約2,000円のコストでポイントを獲得可能です。セール時であればさらに費用対効果が向上します。
- メリット:LSPを短期間で貯めやすい。
- デメリット:フライト時間がかかるため、時間的コストを考慮する必要がある。
また、”搭乗修行”を行う「修行僧」も今でも多く存在しています。
2. JALカード
クレジットカードの中でもオーソドックスなポイント獲得方法です。日常の支払いをJALカードで行うことで、LSP1ポイントを獲得するために必要な支出額は約1万~4万円(カード種類や店舗により異なる)となります。
- メリット:日常の買い物や支払いを通じてコツコツ貯められる。
- デメリット:年会費がかかるため、利用額とのバランスを考える必要がある。
3. JAL Pay
JALカードと比較するとコスパはやや劣りますが、LSP1ポイントにつき約5~10万円の支出が必要です。ただし、JAL Payはポイ活ルートとしても利用可能で、マイルや他の特典と併用できるのが利点です。
- メリット:ポイ活ルートとしても活用できる。
- デメリット:獲得効率は他の方法より低め。
下記はJAL Pay関連のポイ活記事です。
良ければ本ブログ記事とあわせてお読みください!
4. JAL Mall
100以上の対象ショップが含まれており、普段から利用している店舗があれば経由して買い物するだけでポイントを獲得可能です。Apple、アイリスオーヤマ、カルディなど多彩な店舗が揃っています。
- メリット:日常的な買い物を効率化できる。
- デメリット:購入金額に応じたポイントのため、過剰な買い物には注意が必要。
5. JAL Wellness & Travel
月額550円でLSP1ポイントが確実に貯まり、歩数など健康活動によるマイル獲得も可能です。健康維持とポイント獲得を両立させたい方には必須のサービスといえるでしょう。
- メリット:健康促進とポイント獲得を両立可能。
- デメリット:月額料金がかかる。
LSPを貯めたい方は必ず有料会員になりましょう!
6. JALでんき
毎月LSP1ポイントを獲得でき、さらに電気料金に応じてマイルも獲得できます。特に電力会社にこだわりがなければ、有効な選択肢です。
- メリット:固定費を活用できる。
- デメリット:契約切り替えが必要。
LSPを貯めたい方は必ず有料会員になりましょう!
7. JALふるさと納税
寄付額5万円につきLSP1ポイントを獲得可能です。特定のJAL商品も取り扱っているため、JALファンにはおすすめ。ただし、2025年から「JAL MILEAGE PARK経由」のサービスが登場したことで、利用頻度が減少する可能性があります。
- メリット:地域貢献しながらポイントを貯められる。
- デメリット:他のふるさと納税サービスとの比較が必要。
8. JALの資産運用
SBI証券を利用した口座開設や取引条件をクリアすることで、LSP1ポイントを獲得可能です。コスパが非常に高いため、口座を持っていない方は特におすすめです。
- メリット:初期設定だけでポイントを獲得可能。
- デメリット:条件達成後のポイント追加はなし。
私は既にSBI証券の口座を開設していたため対象外でした…残念。
9. JAL MILEAGE PARK経由
2025年1月から開始された新サービス。楽天市場、無印良品、ヤフーショッピングなど多くのショップが対象で、オンラインショッピングでのポイント獲得を効率化します。
- メリット:対象店舗が多いため活用の幅が広い。
- デメリット:店舗ごとのマイル還元率を確認する必要あり。
私は既にSBI証券の口座を開設していたため対象外でした…残念。
10. JAL株主議決権行使
JALの株主であれば、議決権行使を行うことで下記の表に則って保有株式数に対してLSPポイントを獲得できます。この方法は年1回のイベントですが、株主にとっては魅力的な特典です。
- メリット:コストをかけずにポイントを獲得可能。
- デメリット:株式保有が前提条件。
私も本サービスを活用しています。別記事でも解説予定です。
実際のLSP獲得の実践方法
ポイントを貯めるために使用しているリソース
ポイント獲得のために、2024年現在は以下のリソースを積極的に活用しています。
JAL Pay
ポイ活も利用しながら、たまに日々の支払いも、効率よくポイントを貯めています。使い勝手が良く、毎月確実にポイントを積み上げる柱の一つとなっています。
JAL Wellness & Travel
健康管理も兼ねて有料会員として、日常の活動をポイントに変えています。歩数によってJALマイルも貯まるため重宝しています。
JALでんき
契約を通じてポイントを加算するサービスです。ライフラインに直結したリソースであり、手間なくポイントを積み上げられるのが魅力です。
飛行機搭乗
たまに出張や旅行の際に、行き先や目的に合わせてJALグループのフライトを選ぶことで、LSPを効率よく貯めることを意識しています。
JAL株主の議決権行使
JALの株式を保有している場合、議決権を行使することでポイントを獲得できます。100株から対象となり、定められた期間内に議決権を行使することなどの条件を満たせば、年1回ポイントが加算されます。株主としての特典を活用できる、ユニークな方法です。
JALふるさと納税
お得に寄付を行いながらポイントも貯めています。LSPの積算日は翌年2月末(例えば、2024年全体の購入額からLSPが計算され、2025年2月に積算される)となっています。また、ふるさと納税自体はANAふるさと納税や楽天ふるさと納税と3つのサイトを使い分けています。
JALマイレージパーク経由のショッピング
2025年1月1日から加わったこのサービスも、今後積極的に活用していく予定です。
月次のポイント獲得実績の一部を紹介
私が実践した方法によるLSPの獲得状況は、毎月の報告記事で詳しく記録しています。
毎月の実績報告では、ポイントの内訳や活用したサービス、効率的な方法について詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事をご覧ください!
まとめ
本記事では、Life Statusポイント(LSP)の概要・貯め方、LSPを効率よく貯めるための方法、そして実際に私が実践した活動を解説しました。
LSPは、日常生活や旅行の中で無理なく貯めることができる仕組みが整っています。飛行機搭乗やJAL Pay、JAL Wellness & Travelなどのサービスを活用し、ライフスタイルに合った方法でポイントを効率よく積み上げることが重要です。
私自身の実績や月次報告では、具体的な獲得方法やコツを詳しく紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。少しずつでもコツコツとLSPを貯め、長期的な目標に向けて楽しく取り組んでいきましょう!
なお、「JAL Life Status プログラム」の詳しい仕組みや、各ステータスで得られる特典については、下記ブログ記事で詳しく解説しています。
本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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