【解説】AMEXのスマートフォン・プロテクション：あなたのデバイスを安心して活用するための保護プログラム

私たちの日常に欠かせないスマートフォン（以下、スマホ）を、予期せぬ事故やトラブルから守ってくれる救世主、AMEXの「スマートフォン・プロテクション」についてご紹介します。
スマホは、私たちの生活の中で中心的な役割を果たしていますが、その一方で、落下や水濡れ、盗難など、さまざまなリスクに常に晒されています。そこで、AMEXが提供するこのプロテクション・プログラムの出番です。

スマートフォン・プロテクションとは？

簡単に言うと、スマートフォン・プロテクションは、あなたのスマホを物理的な損害や盗難から守るためのサービスです。万が一、スマホが破損したり、盗まれたりした場合に、修理費用や交換費用の一部を補償してくれます。つまり、このプロテクションがあれば、修理にかかる高額な費用を心配することなく(なんと、自己負担額が5千円のみ！)、安心してスマホを利用することができるのです。

どうやって利用するの？

このサービスを利用するには、まずAMEXのカード会員である必要があります。
そして、スマホの購入や、そのスマホの月々の通信料をAMEXカードで支払うことで、自動的にプロテクションの対象となります。もしもの時は、AMEXに連絡して、必要な手続きを行うことで、補償を受けられるようになります。

補償の対象

・事故発生時点で、購入後36ヶ月以内のスマホであること。（2023年5月31日までに発生した事故については購入後24ヶ月以内）
・事故発生時点で、スマホ通信料を直近3ヶ月以上連続して、お持ちのアメリカン・エキスプレスのカードで決済していること。

＊2023 年 6 月 1 日以降は補償内容が一部拡大変更となっています
《良くなった点》
・家族カード会員のスマホも対象となった
・購入後の対象期間が長くなった：2年以内→3年以内
・自己負担額が減った：1~1.5万円→5千円

詳細は下記表を確認してください。

参考：公式HP

参考➀：スマートフォンとは？

対象となるスマホとは一般的にスマホとして販売されているものをいい、タブレット型端末、腕時計型端末、ウエアラブル型端末等、携帯型ゲーム機、パーソナルコンピューター、その他これらに類するものを除きます。

参考➁：補償の対象外

参考：公式HP

AMEXのスマートフォン・プロテクションは、本当に心強いサポートを提供してくれますが、残念ながら「全て」をカバーしてくれるわけではありません。ここでちょっと、上記のリストだけでは分かりにくいので、補償の対象外について簡単に説明します。

①スマホを故意に壊した場合：「わざと行った損害」は補償してもらえません。

②経年劣化：例えばボタンが効かなくなるとか、バッテリーの持ちが悪くなるとか、普通に使っていて自然に劣化する場合は補償してもらえません。

③スマホが「見つからない」だけの場合：盗難は補償の範囲内ですが、どこに置いたか忘れた・紛失してしまっただけでは補償してもらえません。

④アクセサリー類：ケースやイヤホン、保護フィルムなども、スマホ本体と一緒に壊れたとしても、それらの補償はしてもらえません。

⑤スマホを通じて「間接的な損害」が発生した場合：スマホが壊れたことで仕事に遅れたとか、大切なデータを失ったとか、そういうものに関する補償はありません。

要するに、AMEXのスマートフォン・プロテクションは、事故や盗難などの「予期せぬ出来事」によるダメージには本当に強い味方になってくれるけど、上に挙げたようなケースはカバー外というわけです。補償内容を知っておくことで、もしもの時に慌てず、賢く対処できるようになります。

対象カードと補償内容

AMEXのスマートフォン・プロテクション、便利なサービスですが、全AMEXカードが対象というわけではなく、カードによって補償内容が少しずつ違います。違いやどのカードがお得かをざっくり解説します。

対象カード

まず大前提として、AMEXのスマートフォン・プロテクションは「対象カードを持っている人」限定のサービスです。9種類が対象カードになります。下記表に簡単にまとめてみました。
＊すべてのカードで補償範囲は「破損（スクリーン画面割れ損害を含む）、火災、水濡れ、盗難」です。
＊保険期間、条件・補償内容など詳細については、各対象カードの｢規定集｣ を確認してください。

保険期間、条件・補償内容など詳細については、各対象カードの｢規定集｣ を確認してください。

	画像	支払限度額 （保険期間中通算）	自己負担額
アメリカン・エキスプレス ・グリーン・カード		3万	5千円
アメリカン・エキスプレス ・ゴールド・カード		5万	5千円
アメリカン・エキスプレス ・ゴールド・プリファード・カード		5万	5千円
プラチナ・カード		15万	5千円
ヒルトン・オナーズ アメリカン ・エキスプレス・プレミアム・カード		3万	5千円
Marriott Bonvoy アメリカン ・エキスプレス・プレミアム・カード		3万	5千円
ANAアメリカン・エキスプレス ・ゴールド・カード		3万	5千円
ANAアメリカン・エキスプレス ・プレミアム・カード		5万	5千円
デルタ スカイマイル アメリカン ・エキスプレス・ゴールド・カード		3万	5千円

カード別補償内容

少しややこしいですが、カードによって「補償額の上限」やそれに伴い「年間の利用回数」が異なります。高級なカードだと補償内容が豪華になる傾向があります。例えば、プラチナカードでは、補償額が最も高く15万円で設定されています。

どのカードがお得か？

◎ポイントは２つ

❶自分のスマホの価値を考える： もし高価な最新モデルを使ってるなら、補償額の上限が高いカードがいいかもしれません。逆に、そんなに高くないモデルなら、年会費が安めのカードでも十分かもしれないですね。

❷利用する頻度を考える： よく旅行するとか、外出が多くてスマホを落とすリスクが高い人は、年間の利用回数が多いカードがお得かもしれません。普段からかなり慎重に使っているなら、そこまで補償回数が多くなくても大丈夫ですよ。

まとめ

結局のところ、「どのカードが一番いいか？」は、各自のライフスタイルやスマホの使い方に左右されます。年会費と補償内容を比較して、自分にとって最適なカードを選びましょう。ただし、どのカードを選んでも、AMEXのスマートフォン・プロテクションは強力なサポートを提供してくれるにで、安心して最適な1枚を選んでみましょう！

実際の体験談：本当に役に立つの？

「でも、本当に使えるの？」と疑問に思う方もいるかもしれません。実際に私も、スマホを落としてしまった経験がありますが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム(MBA)カードのスマートフォン・プロテクションのおかげで、修理費用の大部分がカバーされました。申請プロセスも思ったより簡単で、サポート体制もしっかりしているため、非常に助かりました。

実際の体験談と具体的な手続き方法を画像付きて解説しています↓

活用のコツ：最大限に活用するには？

このプロテクションを最大限に活用するためには、いくつかのポイントがあります。

まず大前提として、スマートフォンの購入が期限内(36ヶ月)や通信料(直近3ヶ月連続)をAMEXカードで支払うことが必須ですので、設定を見直してみましょう。また、万が一の事態に備えて、どのような損害がカバーされるのか、事前に詳細を確認しておくことも重要です。そして、事故が起きた場合には、できるだけ早くAMEXに報告し、指示に従って必要な手続きを進めることが肝心です。

注意点と補足
・対象となる損害： すべての損害や状況が補償されるわけではありません。一般的に、故意による損害や、普段からの過度な摩耗によるものはカバーされないことが多いです。具体的な補償内容と範囲については、AMEXの公式サイトや契約書類で確認してください。
・補償上限と自己負担： 補償には上限があり、また、一定額の自己負担が必要です。この自己負担額は、事故の種類やプランによって異なるため、詳細は事前に確認しましょう。
・申請の期限： 事故が発生したら、指定された期間内に申請する必要があります。期限を過ぎてしまうと、補償を受けられなくなることもあるので、注意が必要です。

まとめ

スマホは、私たちの生活においてなくてはならない存在ですが、その分、リスクにさらされる機会も多いです。AMEXのスマートフォン・プロテクションは、そんな時に強い味方となり、私たちを支えてくれます。もちろん、このサービスを利用するためには、AMEXのカード会員である必要があり、一定の条件を満たす必要がありますが、その価値は十分にあると言えるでしょう。

日々の生活でスマートフォンを使う上で、少しでも不安を感じているなら、AMEXのスマートフォン・プロテクションの利用を検討してみることをおすすめします。もしもの時に備えて、より安心してデジタルライフを楽しむための一つの方法として、非常に有効な選択肢です。

実際の体験談と具体的な手続き方法を画像付きて解説しています↓

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